[Edison]Intel XDK IoT Edisonをつかってプログラムのビルドをしてみる
Intel XDK IoT Edisonでプログラムのビルド
この記事ではsshやscpを使ってEdisonにログインしたりファイル転送をしてみました。 しかし、今後Edison上でプログラムを動かす際、いちいちscpでファイル転送したりログインして実行したりするのは面倒です。 そんなときには「Intel XDK IoT Edison」というツールを使用すれば、Edisonプログラムのアップロードや実行を簡単に行うことができます。
動作環境
今回使用した動作環境は以下のとおりです。
- OS : MacOS X 10.9.4
- Edisonファームウェア : edison-rel1-maint-weekly_build_16_2014-10-14_14-56-19
ここでやっているように、初期セットアップとwifiセットアップは終わらせておいてください。
Intel XDK IoT Edisonのセットアップ
1.ダウンロード&サインアップ
ここからバイナリをダウンロードし、インストールします。 インストールしたらサインアップを促されるので、必要事項を入力してアカウントを登録しましょう。
2.プロジェクトの作成
XDKを起動してログインしたら、画面左の「Start with Sample or Template」を選択して「Onboard LED Blink」を選択します。 プロジェクトのパスと名前を決めたらcreateボタンを押して作成しましょう。 作成した時点でLEDを点滅させるサンプルコードが記述してあります。
3.アクセスの許可
このままでは自分のマシンからEdisonへのアクセスができません。 下記のように、Edison上でXDK側のipを許可してあげる必要があります。
root@edison:~/srcs/http# xdk-whitelist --add <自分のIP> root@edison:~/srcs/http# reboot
4.デバイスの選択
画面の左下、「loT Device」と書いてあるドロップダウンで、edisonを選択します。 正しくIPが許可されていれば、しばらくすると接続成功の旨のダイアログが表示されます。
5.ビルドと実行
画面下にある「install/build」ボタンを押してビルドをしたら、「Run」ボタンで実行してみましょう。 ボードのランプがチカチカと点滅するはずです。
まとめ
今回はXDKでプログラムのアップロード&ビルド&実行をしてみました。 繰り返し動作を確認するときには非常に楽ですね。